体力回復〜人生日記15〜

ものすごく太ってしまい、服は産後に着ていたものしか入らなくなっていました。

でも、自分がきれいになりたいとか、おしゃれしたいとか
そう言った「欲」は、「子どもの為に生きる」と決めたときに捨ててしまったので
自分のために何かをしようという気持ちは湧きませんでした。

外出するきっかけとなったのはやはり子どもです。

息子が小学2年生から少年野球をやっていたので
その様子を見に行くようになったのです。

子どもの為に生きると決めたから、子どもの傍で過ごそうと。

立って居ることが出来ず、座って見ていました。

他の保護者の方は、グランドに子どもを送りにきて、しばらくお喋りしたら
帰っていたのですが、わたしはいつも最後まで見ていました。

そうこうしているうちに、立って居られる時間ものびました。

そして玉拾いが出来るようになりました。

大きな声で声かけをするようになりました。

子どもたちが一生懸命に練習している姿を見て
「役に立ちたい」「応援したい」
と思う気持ちがわたしの体力を回復させていきました。

ウォーミングアップの体操を大きな声を出しながら一緒にやるようになりました。

冬になると走り込みばかりになります。

グランドの外回りを何周も走るのです。

中には走るのが苦手な子もいて、いつも歩いてしまうんです。

この子は走り込みの度に自信を無くして行くのです。

それを見ていて、「完走」とういう成功体験をさせてあげたい!

と思ったのです。

それから、その子の後ろについて走るようになったのです。

最初のころは、その子が疲れてきたころに後ろから声をかけながらついていきました。

その子もだんだん走れる距離が伸びました。

「口ばっかりじゃなく、わたしが走り切って見せよう!やれば出来るということを見せよう!」

と思ったのです。

やはり「生き様を見せて育てる」という思いがあったのです。

それはわが子だけでなく、チームの子にも同じ思いでした。

スタートから一緒に走るようになりました。

そうなると子どもたちとしては「おばさん」には負けられないわけです。

他の子どもたちも、わたしに抜かれないよう頑張りました。

いつも走り切れなかった子も、ついに完走出来るようになりました。

そして、いつの間にか、わたしも体力が回復してきていましたし
体重もいくらか減っていました。

自分のためには体力回復も少しの減量も出来なかったけど
誰かの為にと思っていたら、知らず知らずその両方が出来てしまっていました。

週2~3回自宅近くを2~3kmジョギングするようになりました。

職場までのアップダウンが激しい道を自転車で行くようになりました。

そして、、、、半月板損傷。

自転車、ランニング、ドクターストップです。

そしてまたまた太って行くのでした^^;

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